愛に乱暴

2024年8月公開

原作:吉田修一『愛に乱暴』(新潮文庫刊)
監督・脚本:森ガキ侑大
脚本:山﨑佐保子/鈴木史子
音楽:岩代太郎

製作幹事:東京テアトル/読売テレビ 
制作・配給:東京テアトル 
制作プロダクション:ドラゴンロケット
©2013 吉田修一/新潮社   ©2024 「愛に乱暴」製作委員会

絵画プロジェクト 展示会開催!

2024/08/30 13:00 up!

美大生が描く様々な『愛に乱暴』の世界。都内劇場で展示決定!

全国の美大生たちが『愛に乱暴』を鑑賞し、そこから得たインスピレーションを元に絵を描くという【『愛に乱暴』絵画プロジェクト】が始動、都内の劇場にて期間限定で展示会の開催が決定しました。このプロジェクトは森ガキ監督がかねてより交流のあった新鋭画家の真田将太朗さんの描く大胆な世界に、『愛に乱暴』と同じ匂いを感じ、映画を題材とした作品を描いて欲しいと依頼。作品を鑑賞した真田さんが快諾しプロジェクトが始動しました。

さらに、チェコのカルロヴィ・ヴァリ映画祭で現地の若いアーティストたちと、映画をきっかけに豊かな交流を経験をした森ガキ監督が、「日本でも、アーティストを目指す若い学生たちに映画で感じた事を、自由に表現に繋げてもらいたい」と考え、真田さんと東京藝術大学の後輩・小前光さん(東京藝術大学絵画科油画専攻)が中心となり、若手アーティストたちのネットワークで呼びかけたところ、史上最年少で岡本太郎賞を受賞した東京藝術大学の大西茅布さんを始め、デジタルハリウッド大学ほかアート界隈の賛同者から7点の『愛に乱暴』インスピレーション作品が集まりました。そして真田さんから絵を習っている森ガキ監督も油絵を制作し、今回のプロジェクトに作品を寄せている。

▼絵画展示情報

展示場所:シネ・リーブル池袋ヒューマントラストシネマ渋谷(各劇場にて4点ずつ展示)

展示期間:8月30日(金)~9月12日(木)まで

映画のご鑑賞に合わせて、ぜひ展示会もお楽しみください!

 

▼作:真田将太朗 作品タイトル:「愛に乱暴」

〇真田さんコメント〇
コメント:映画「愛に乱暴」を見させて頂いたときに、体が受けていた感覚を素直に表現することを心がけました。過去を抱えながら単調に生活を守ろうとしてきた女性と、その生活に入り込んでくる暗い現実。印象的な夏の雰囲気と涼やかな映像が際立たせる、彼女が身を預けようと努力した狂気を一つの風景として描いています。

 

▼本プロジェクトの賛同者から寄せられた『愛に乱暴』インスピレーション作品 7点

 

●真田将太朗さんプロフィール
 2000年兵庫県西宮市生まれ。 東京藝術大学美術学部美学専攻を卒業後、現在は東京大学大学院学際情報学府修士課程に在学中。クマ財団8期奨学生。
「新しい風景」をテーマとする大型の抽象絵画を発表しつつ、人間の創造性は拡張された身体とのコミュニケーションにも宿るのかを絵画制作と人工知能開発を通して探る、美学・情報工学の領域横断的研究を実践する。
 東京藝術大学在学中より数多くの賞を受賞、「Google Japan × Z世代アーティスト」第1弾アーティストに採択、幕張メッセ「AI EXPO」でのライブペイント開催など早くから注目を集める。 2023年には信州ゆかりの戦国大名 真田信繁(幸村)の15代末裔としてJR東日本より依頼を受け、JR長野駅構内に永久常設される10mに及ぶ大絵画制作を担当した。 

instagramアカウント:https://www.instagram.com/tarobee1212/
オフィシャルHP:https://shotaro-sanada.com/